服飾方法論

ライフスタイルを包括的に考える

ファッションコンシャス(笑)な女子にモテるための最小解

 いくつになっても異性からモテたいものである。とりわけ男という生き物は異性のことしか頭にない。少なくともナマコはそう。どうすればモテるのか。こればっかりが頭の中を駆け巡る。一時,とはいえ遠い昔であるけれども脳内メーカーという一種の診断サイトのようなものが流行した。あのサイトの最大のミスは,「男性」という性別が選択された際に脳内すべての要素を「女性」とか「H」とかにするようなプログラムをしていなかったことだと思う。実際のところ,こんな話はどうでもいい。

ドメインとしてのファッションコンシャス(笑)

 タイトルにも,このサブタイトルにも表れた「ファッションコンシャス(笑)」とは何か。ここでこの記事の意図を均質化するために「ファッションコンシャス(笑)」の定義付けを行うことにする。

 ファッションコンシャス(笑)とは以下の2つの要素を含む人間の集合である。

  (1)ファッションに興味があること

  (2)ファッション誌を日常的に購読,あるいは閲覧していること

とても簡単ではあるが,こんなところであろう。つまり,ファッションコンシャス(笑)な女子というものは,DomaniやCLASSY,あるいはSeventeenやJELLYを日常的に読んでいるファッションに興味がある女子ということである。じつにわかりやすい。年齢はその構成要素ではないから,性別が女性でファッションコンシャス(笑)の定義を満たしていれば誰もがファッションコンシャス(笑)な女性である。

 集合で考えれば,先の2つの要素を含んでいれば,その人のファッションに対する考え方やベクトルが異なっていても,部分的にファッションコンシャス(笑)である。とても包括的な考え方のようだ。

ファッションコンシャス(笑)な女子にモテたいなら...

 難しいことを考えないで答えからの導入としよう。ファッションコンシャス(笑)な女子にモテるための最小解は一様に,「挿し色を効かせる」ことである。例えば,黒いデニムに白いTシャツというコーディネートに赤いコンバースを合わせる。たったこれだけ。ここでベルトやニットキャップが赤色だったりすると,なおステキ。ファッションコンシャス(笑)な人々は性別に関わらず単純だから,最小解が驚くべきほど小さい。これだけ気を付ければ明日から君もファッションコンシャス(笑)な女子に一目おかれると思う。少なくともナマコはそう信じている笑