読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

服飾方法論

ライフスタイルを包括的に考える

体育会系の風土に毒され,気が付けば涼しくなってきた

実は,僕はゆとり世代のど真ん中で教育を受けてきた。 気が付けば,小学生の途中から,土曜日の授業は無くなっていたし,真冬とは言え辺りがまだ暗くなる前には学校は終わっていたように記憶している。 そんな「ゆとり」世代の僕らは,もちろん後輩も先輩も…

国際女性デーに抱いた違和感

もう,少し前の話になるけれど3/8は「国際女性デー」であった。ご存知の方も多いと思うので軽く説明だけすると,1904年にアメリカはニューヨークで発生した女性労働者による婦人参政権を要求したデモにルーツを持つ国際的な記念日のことである。 日本におい…

望まないプレゼントの紳士的な再分配

毎年,今日から始まる二日間は日本中の紳士淑女が浮足立って街に溢れかえる。クリスマスはたったそれだけで僕たちを酔わせて,まさに深酒をしてしまった次の日のように,何とも言えない焦燥感が年の瀬の身体に染み渡る。 年を重ねるごとに,プレゼントは貰う…

マズローの欲求5段階説にファッションを対応させてみた。特に何もなかった。

マズローの欲求5段階説 マズローの欲求5段階説といえば,アメリカの心理学者,Abraham Harnold Maslowが提案した人間が有する欲求のヒエラルキーを示した図である。 図1 マズローの欲求5段階説*1 多くの自己啓発本やビジネス本で引用されているため,ここで…

ストリートスナップに撮られるコツ

www.instagram.com Jonathan Daniel Pryceが英国のGQに,何が彼の目を惹くかについて語っている。 INDEPENDENTに転載されたその記事をざっくり和訳した。というよりも意訳した。 「いいね!」と思ったものだけピックしたので,あるフォトグラファーがどこに…

冬こそ白パンをおススメするたった1つの理由,3選

「冬こそ白パンをおススメするたった1つの理由,3選」 実際にタイトルをつけてみると確かに,インパクトは大きそうである。 「たった1つの理由」がこの記事では「3つ」も提供されるのかと思うと,図らずとも画面を下にスクロールせずにはいられなくなるよう…

エシカルファッションの直面する問題

Ethical: 道徳,倫理上の + Fashion: ファッション と,各々の単語を理解してしまえばエシカルファッションという言葉の定義はおおよそイメージ出来る。 それは,倫理的なファッション 背景には,ファストファッションブランドによる大量生産をルーツとした…

Fashion + Technology = Fashtechの時代へ

Fintechという流れ Fintechという言葉はご存知であろうか。Financial:金融とTechnology:技術とのミックスによって作られた言葉である。最近の金融業界はFintechに関する話題が絶えない。例えば,千葉銀は顧客の投資信託銘柄の選定をサポートするために,「…

UNIQLOの業績が悪化しつつあるらしい。一つ心当たりがある

toyokeizai.net 数多くのアパレルブランドは昨シーズン(2015-16AW)の売り上げが喜ばしくなかったらしい。打撃を受けたアパレルブランドは口をそろえて「暖冬」が原因であったと仄めかしている。リンク先を見れば明らかな通り,UNIQLOも表向きには暖冬とい…

「固め,濃いめ,多め」なミリタリーを

ミリタリーは永遠 メンズのトレンドとしても,ウィメンズのトレンドとしても2年に一回ぐらいのペースでミリタリーが流行ってくる。閏年でさえも4年に1度であるというのに,人前に出てきたがる性分なのであろう。例えば,ウィメンズでは2015/AWから引き続き「…

【トレンド】タッキースタイルが男女ともにきてるらしい

2016SSの1大トレンド 今期のウィメンズは「タッキースタイル」なるものがトレンドとして提唱されている。簡単に言うと「柄 ✖ 柄」で合わせるという何とも悪趣味なスタイリングのことのようだ。悪趣味と言ったものの,"tacky"という単語の意味がそもそも「み…

スーパーモデルが痩せすぎていることの何が悪いんだという行き場のない思い

フランス政府が去る12/17に痩せすぎたモデルの雇用を禁止する法律を可決したらしい。多くのブランドやファッションショーでランウェイを飾っていたあの素晴らしいプロポーションがもう拝めなくなるかもしれないと思うと中々寂しい限りではある。 そもそもな…

若年層のシルバーアクセサリー事情

最近のシルバーアクセサリー事情 理由はわからないが,シルバーアクセサリーを身に着けている男性が少ないように思える。確かに社会人ともなれば,スーツを着用して,ネクタイを締めて,この時期ならばコートを羽織らなくてはいけないわけで,シルバーアクセ…

【トレンド】たまには,ウィメンズ

たまにはウィメンズのトレンドを触れてみるのもいいかなと思った。今年の秋冬,ウィメンズの1つのトレンドとしてはマスタードカラーが挙げられていた。まあ日本人なら辛子色ってところ。確かにベージュや薄めのモカのような秋冬の重衣料のキーカラーとも相性…

そろそろクリスマスだから

気が付けば2015年も終盤に差し掛かっている。この時期のことを師走というのかわからないけれど,まあクリスマスやらお正月やらで身の回りも忙しくなりつつある。なんだかんだで去年のこの時期は「忘年会」に参加しすぎて忘れるものがなくなったし,今年もそ…

スーツをトイレに流せるかっていう話

所用があってスーツを着た。ここのところスーツを着て外出しなくてはならないような用事もさほどなく,最後に着たのは7月のはじめ辺り。その時もパンツにビズポロだったから,ジャケットしっかり着てネクタイを締めるようなスーチングはとりわけ久しぶりだっ…

アクセサリーを着用することに意味を見いだせるか

少なくとも服装の基盤が生成できた人は,アクセサリーに関して興味を持ち始めることが多い。ウェア以外への投資をする余裕ができるようになったということである。とはいえ時計は生活必需品であってとりあえずの一本は持っているから,指輪なりネックレスな…

【トレンド】スポーティミックスの個人的な捉え方

2015 S/Sのメンズのトレンド:スポーティ 2015S/Sに限った話ではないけれども,ここのところのメンズファッションの1つの要素にスポーティというものがあることはご存じだろう。なぜこれがトレンドの1つとして取りざたされてきたのか考えてみることにする。 …

【2015/S/S】ダルがりだけどトレンドをおさえたいあなたに【デニム】

そろそろ暖かくなってきた...? 3月に入り,気温はまだまだ低いものの時折吹く風の匂いに春の訪れを感じるような季節になってきた。ダウンジャケットやダッフルコートに代表されるような重衣料はそろそろタンスに閉まって,少し軽めのアウターで身軽に街に繰…

DSQUARED2と雑誌のSafariが似てるっていう話

何よりもまず,各々の説明から入ろう DSQUARED2 <a href="http://www.fashion-press.net/brands/176" data-mce-href="http://www.fashion-press.net/brands/176">ディースクエアード : DSQUARED2</a> ディースクエアード : DSQUARED2を確認して頂ければより詳しく知ることが出来るけれども,簡単に言えば,カナダ生まれの生かした双子がイタリアで始めたブランドってとこ。こ…

【お洒落偏差値】お洒落偏差値50ぐらいの人におすすめのブランド

お洒落偏差値50の人々は社会的にマジョリティ お洒落偏差値の定義はしたのかどうか定かではないけれども,日本の大学でいうところのMARCHとか言われてもてはやされているあたりを想像して頂ければいいかと思う。このまま学術的な例で話を進めさせてもらうと…

社会人のユニフォーム。スーチングに必要な最低限のテクニック

みなさまお勤めご苦労様です。 日本の会社は大抵の場合,制服ライクにスーツの着用が慣例となっている。アパレル業界とか,理美容業界とかは自分の好きなものを好きなように着てもいいようだが,そうでない大多数の社会人はスーツを着用しなければならない状…

【備忘録】ユニクロが日本で生き残るための術について

日本の国民的ブランド「ユニクロ」 日本人のファッション,と言うよりは日常生活に他の追随を許さないほど浸透しているユニクロ。確かになまこ自身もユニクロのプロダクトにはすごくお世話になっている。例えばパンツはエアリズムのローライズと決めているし…

時計の代わりにスマフォを使う男をディスると男性の理想像が見えた

「スマフォがあるから十分です」 「携帯があるから十分」という理由で腕時計を装着しないことについては,携帯電話の普及が一般化してきたあたりからこれまでずっと問題視されてきたように思える。科学技術は発展し,今日ではより高スペックな携帯電話が普及…

田舎の美容院をお勧めできない理由

ファッションは髪形も含む 大体のところ,ファッションに気を遣っているような人は髪形にも気を配らせている。この潮流は実に大したものだと思う。むしろ日本人のファッションは髪形,整髪料からスタートしているのではないかと思うほどである。「Right-onで…

ファッションコンシャス(笑)な女子にモテるための最小解

いくつになっても異性からモテたいものである。とりわけ男という生き物は異性のことしか頭にない。少なくともナマコはそう。どうすればモテるのか。こればっかりが頭の中を駆け巡る。一時,とはいえ遠い昔であるけれども脳内メーカーという一種の診断サイト…

何を気にする?日本男児が挑戦できないファッション

メインストリームはイタリア お洒落な国と言えばイタリア,お洒落な都市と言えばミラノ。固定観念とは怖いものとはいえ,こうして簡単に想像することが出来る。日本で刊行されているメンズファッション誌のメインストリームも大体はここにフォーカスしている…

【定義】ファストファッションとはなにか。世界を圧巻したトレンドたるもの

2015年になり,巷ではファストファッションの流行も一段落なのだろう。FOREVER21やH&Mが来日した当時ほどの事件性は確認できない。逆に言えば,日本人,というか日本人のファッションにファストファッションが浸透,定着したということだろう。このブログで…

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。 更新頻度が最低ラインを推移している中,すなわちファッションとは程遠い生活を送ってきた中で,やはり何かと思うことがあります。 自分の思考整理のために始めたこのブログですが,過去の自分の記事を見るだけでもなかな…

想像以上に自由な国,日本

日本では,服を着て街へと繰り出す時にはほとんどしがらみが存在していない。勿論,どの街にはどういった服装が似合うかというような印象的な要素は少なからず存在しているものの,そうした不安や懸念というものは,それが沸き起こった人の内面で自動的に解…

「すれ違いバトル」やってますか?

にわかには信じることが出来ないかもしれませんが,男同士が街中ですれ違う時にはすれ違いバトルが発生しているのです。「いやいや。すれ違いバトルってなんなん? こいつ、アホちゃうか?」と感じる方も多いと思います。 すれ違いバトルというものは,自分と…

あなたとファッションとの関係

ファッションになんて興味が無い。ファッションと自分とは無関係である。というようなことを仰有る方がいます。服なぞ着られれば良いとか,着るものより内面が重要であるというような理論武装までして。しかし本当にファッションとあなたとが無関係なのかと,…

UNIQLOの上手な着方とは?

UNIQLOと言えば日本が誇るファストファッションブランドです。品質が高く,それでいて価格はお手頃ですから,世代や性別にとらわれずに多くの方がそのプロダクトを持っているのではないでしょうか。 これまで,UNIQLOのプロダクトにはどことなく「ダサい」とい…

外しが外しであるために。

自分の意図していた主張と相手が受け取った意味との間に,ギャップがあることはよくありますよね。「そんな意味で言ったのではないのだけれど...」と後悔してしまうことさえあります。相手の顔を見て,言葉と言葉のコミュニケーションに於いてもそんなことがあ…

お洒落レベルの導入

今日は「お洒落レベル」の導入をしていきます。「『お洒落レベル』ってなんだよ」と思う方が多いかもしれませんが,意外にも多くの場面で用いられているのがこの「お洒落レベル」なのです。この「お洒落レベル」の存在と,それに関するルールを知っているか…

有名ファストファッションブランドに対するコメントを少し

2012年は「第二次ファストファッションブーム」だと勝手に位置づけております。もちろん「第一次ファストファッションブーム」とは,2008年頃に上陸したH&MとFOREVER 21とによる「黒船襲来」のときのことです。 数あるファストファッションブランドの中でも…

お洒落の定義

「お洒落」を一通りに定義することが難しいということはわかっているけれども,自分の中で一定の線引きをしたいという思いがあるから,少しだけ考えてみたい。 なぜ「お洒落」を定義することが難しいのかといえば,それはおそらく,絶対的な評価の軸がないか…