服飾方法論

ライフスタイルを包括的に考える

望まないプレゼントの紳士的な再分配

 毎年,今日から始まる二日間は日本中の紳士淑女が浮足立って街に溢れかえる。クリスマスはたったそれだけで僕たちを酔わせて,まさに深酒をしてしまった次の日のように,何とも言えない焦燥感が年の瀬の身体に染み渡る。

 年を重ねるごとに,プレゼントは貰うことが難しなってくる。何をもらってもうれしいという気持ちは忘れてはならないが,やはり貰ったものの...というようなものだってあるはずだ。

www.gq-magazine.co.uk

 GQ UKが特段ほしくないものをプレゼントされた紳士に対して,そのプレゼント処理の手引きをリリースしていた。ざっくりと和訳したから,クリスマスの熱が一段落ついたら読んでみてほしい。いや,クリスマスに限ったことではないかもしれない。ただひとつ,忘れてはならないのが送り手にそれを悟られてはならないということである。取り返しのつかないことにならないように気を付けていただきたい。

 

返品する。

 プレゼントをその購入店舗へ返品しよう。幸いにもギフトレシートがプレゼントに同封されていたら,スムーズな返品が可能になる。ほとんどのリテールは素晴らしい返品ポリシーを掲げているから,返金対応まで受けられるかもしれない。

 もしも購入を証明するものがない場合でも,タグなどを切り離していなければ商品の交換対応などを受けてくれる場合がある。

 

転送する。

 貰ったプレゼントをそのまま誰かに渡してしまおう。もしも同じものをすでに持っているとか,これは必要ないとかそういう場合は,とりあえずストックしておこう。何らかの用事で使うかもしれない。「あ,プレゼント買い忘れてた」とかに効く。ただし,どのプレゼントを誰からもらったかは確実に覚えておくこと。送り手に同じものを送ったり,送り手の前でプレゼントを転送してしまうなんて最低だ。

 

売る。

 あなたにとってそれがごみでも,誰かにとっては宝物になるかもしれない。送り手が頻繁にチェックしていないと確信できるサイトに出品してしまうのもひとつの手だ。

*日本であればヤフオク,メルカリなどのオークションサイト,アプリを使用するとよいと思われます。例年,12/26あたりから4℃のジュエリーが出品されてますね笑

 

交換する。

 もしも購入証明ができなくて,売れもしないような場合には何か他のものと交換することもいいだろう。交換専用のサイトをのぞいてみてほしい。

 

もしもこれらの手立てがうまくいかないんだったら...捨ててしまえ!